Brillante ! 〜四国の輝く人たち〜

2020年9月18日放送分ネット配信

9月18日のBrillante!は、FM香川から、琴平バス企画開発部の山本 紗希さんをご紹介しました。

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NO.241 2020年9月18日放送(香川) 琴平バス・企画開発部 山本 紗希さん

9月18日のBrillante!は、FM香川からの琴平バス企画開発部の 山本紗希(さき)さんをご紹介します。

 

今回も兵庫県からリモートでご出演いただいたのですが、バスの車内を背景にして向き合っていると、まるでバスツアーが始まるかのようです。この日も、オンラインで香川県内のご案内をしていたという紗希さん。香川のことを知ってもらおう、好きになってもらおうとツルキャラうどん脳くんのTシャツを着て案内しているんだそうです。

 

実は山本さんは、5年も前からリモートワークで仕事をしている「パイオニア」です。新卒のIターンで香川県の企業・琴平バスに就職した山本紗希さんは、「日帰りバスツアー」のプランナー・添乗員として。アウトドア部、囲炉裏付きのバスなど、斬新でワクワクするような企画を発案してきました。

 

三年ほど勤務した後、結婚の為関西に帰ることになり、退職を考えましたが、社長に「リモートで仕事をしてみては?」と提案があり、そこからずっとリモートワーク生活になりました。そんな中、今の新型コロナウィルスのせいで、3月からバスツアーはずっとお休みになっていて、いよいよ長引きそうだ・・・という事になったとき、なんとかお客様に会える方法はないか?と、オンラインバスツアーを閃き提案しました。
 

初めは社内でも「そんなのできない、旅行じゃない」と冷たい反応でしたが、「反応が悪いということは、トライする人がいないのかも!? それなら、私がやってみよう!」・・・と、持ち前のチャレンジ精神で動き始めました。

 

自ら添乗員をして社長にはドライバー役を演じてもらい、提案してから3日後にトライアルツアーを作ったのですが、案の定、「これのどこがバスツアー?お金は払えない。」と辛い意見が続出。・・・でも、その程度で諦める性格ではないのが紗希さん。思いつくだけリニューアルして一週間後にリベンジして、ようやくGOとなり、その翌週には「オンラインバスツアー」がスタートしました。工夫したのは、バスツアーへの「没入感」を出すため、出発の音や車窓の映像など細かいデティールにこだわることでした。

 

Zoomを使った画面には、観光バスの座席に、人形のお客さん。参加者と一緒に歌を歌ったり、事前に送られてくるツアー先の特産品のフード類を一緒に食べたり・・・そして現地のガイドがライブで案内してくれるほか、事前に収録したイベントの風景などあらゆるアイデアが詰め込まれていますが、なんとこれらは全てリモートで打ち合わせして練り上げられたものなんです。

 

直接は繋がっていないのに、これまで培ってきた絆で繋がっている・・・というオンラインバスツアーです。

 

その話題性は、全国版のTV・雑誌で連日取り上げられるほどのインパクトを呼び、メディアに山本さんの登場しない日がない・・・というくらいの人気になりました。当の本人が一番びっくりしているそうですよ。

 

そんな紗希さんの活動を通してのキーワードは「挑戦」!

 

「(バスツアーの主なターゲットである)中高年には無理」と言われたアウトドア部、囲炉裏付きバスの導入、瀬戸芸のツアーを担当したり、と毎年いろんなツアーを挑戦して来ました。乗り越えていくのが好きなんですね。これからもさらに挑戦し続けていきたいです!とのこと。

 

四国に住んだ紗希さんが、リモートワークで兵庫から四国へのツアーをプロデュースする事への想いは?・・・と訊くと、「お客さんは北海道から沖縄まで全国から参加してくださいますが、「興味はあるけど四国に行ったことがなかった」という意見をよく聞くので、まずはオンラインで来てもらって、コロナが落ち着いた時には一番に四国を選んでもらえるようになったらいいなと思います」と答えてくれました。

 

最後に、リモートワークのパイオニアに、成功のための心がけも聞いてみました。

 

「ルーティンが決まっている方が働きやすいと思うので、会社に来ている時と同じように<机に座る・休憩を取る>など、自分の中で何をするかきっちり線引きをして決めておく、ということでしょうか。当たり前のことですが、うまくコントロールできないので、私は目覚まし時計をセットしているんです。」・・・とのこと。

 

徹底してますね!なるほど成功の秘訣に納得です。

 


 


2020年9月4日放送分ネット配信

9月4日放送のBrillante!は、FM愛媛から、 「おべんとう作家」の尾原聖名さん をご紹介しました。

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NO.240 2020年9月4日放送(愛媛) おべんとう作家 尾原 聖名 さん

2020年9月4日放送分、

尾原聖名さんのインタビューを終えて・・・

 

今回は、「おべんとう作家」の尾原聖名さんにお越しいただきました。

「おべんとう作家」。あまり耳慣れない言葉かもしれません。尾原さんの活動について伺うと、

「食に関わることを全てしていると言ってもいいと思います。『お弁当』って空間なので、食する空間作りというか。もちろん、お弁当もフルオーダーで作りますし、各家庭におべんとう作家を生み出すべく料理教室を開いたり、イベント、企業のメニュー開発、商品開発などもさせていただいたりしています。」

 

おべんとう作家さんが作るお弁当は、どんなものなのでしょう?

「もともとお弁当って、親しい間柄の人のために作っていたと思うんです。親子、夫婦、恋人…。密な関係の中でのやりとりだと思うので、注文を受けて、ただ作るだけじゃ終わらせられないんです(笑)。どういう方が召し上がるのか、どのような目的なのかをはじめ、これまでの『食歴』や、好みのお店、アレルギーの有無なども伺って、この人が作ったものなら安心して食べられるなと信頼してもらえるようなお弁当を作るように努力しています。私自身も、その方のお顔を想い浮かべながら作ると、いいものができた、という実感が得られます。」

と尾原さん。


これまで尾原さんが生み出してきた作品の一部を見せていただきました。

彩り豊かで、あたたかみも感じられませんか?

 

尾原さんのHPやブログでも見ることができますが、オーダーされた方に寄り添ってヒアリングした好みやリクエスト、さらには背景にあるストーリーがこめられた「世界にただ1つのお弁当」が、尾原さんの手によって、これまで数多く作られてきました。

 

ホームステイのホストファミリーとして外国からの学生さんを受け入れた時には、彼らが学校へ持っていくお弁当を作ったそうです。

数年前、タイからの女子高校生を預かった時、彼女が少しでも心を開き、日本滞在を楽しんでもらえたらと、本格タイ料理にチャレンジ!彼女が母国で食べている「タイ米」も取り寄せました。

「タイ米は、『ジャスミンライス』と呼ばれるものもあって、炊くと本当にジャスミンのような香りがふわ〜っと広がるんです。ある日、『せっかくだから、4時間目ぐらいに教室で炊きなさい』って小さな炊飯器を持たせました、あったかいのが美味しいからって(笑)。その時、彼女は日本語がもうちょっとだったので、ジャスミンライスが友達作りのきっかけにもなるかなと思ったんです。

さすがに教室で炊く勇気はなくて部室で炊いたらしいんですけど、楽しく、色々な子とお話できたって、嬉しそうに話してくれました。」

「食」で彼女との絆を深めることができ、相手に寄り添うことの大切さ、「食」が人と人とを繋ぐことも改めて感じたと、尾原さんは話してくださいました。

 

尾原さんがお弁当作りで心がけていること、大切にしていることは何ですか?

「わざわざ私のお弁当を食べたいと思ってくださる方の体の中を汚したくない、体に良くないものは食べさせたくないと思っています。なるべくオーガニック、無添加のものを探して、農家さんの所にもできるだけ自分で行ってお話して。この農家さんが作っているお野菜だから大事に料理させてもらおうと。そしてできたものを、出会ってくださったお客様にお返ししようと思っています。

『ごちそうさま』っていう言葉ってそういうものですよね。自分はその架け橋になれたらと思っています。」

 

「おべんとう作家」として20年ほどの活動の中、結婚し出産された尾原さん。現在娘さんは中学生です。妻、母としての経験は、尾原さんの「作家活動」にも大きな影響があったそうです。

 

「著作権の関係もありますし、料理はクラフトじゃないと思っていることもあって、私自身、元々『キャラ弁』を作っていませんでした。さらに、娘は幼い頃、ウサギやアンパンマンなどの形のものを、『可哀そう』と言って食べずに残したので、母親として『キャラ弁』を作ることもなかったのですが、ママ友の話を聴いていると、食に興味がない子の場合、キャラクターの形にしてなんとか食べてもらう工夫、努力をしているお母さんがいらっしゃることを理解でき、『キャラ弁』を受け入れられるようになりました。最近は小さなお子さん用のお弁当には、猫とか鳥を象ったものを作ったりしますね。」

尾原さんのブログには、娘さんとのやりとりも綴られていて、幼い頃から包丁を握らせ、料理や食べることの大切さ、いわゆる「食育」について自然と育んでいらっしゃる印象を受けます。

 

「『食育!』と改めてすることでもなく、学問として位置付けるものでもないという思いはあります。本来、家での日々の暮らしの中でかかせない『食べること』そのものが『食育』につながると思うので、我が家の場合、私が自信を持って教えられることがたまたま料理だったので自然としていますが、毎日必ずわざわざ一緒に、でなくても、休日、また外食した時、見たことのない料理や食材を見つけたら、タブレットですぐ調べられますからその食材について掘り下げたり、このメニューはどこの国のものか調べてみたり、そういうことも、今の時代らしい食育になるのかなと思います。」

 

コロナ禍でおうち時間が増え、食事にこだわったり、大事にしているよ、という方が多くなっているように感じますが。

 

「私の周りでも、テイクアウトやお取り寄せ巡りをされている人とか、これまでピザは買っていたけど、生地から作ってみたとかいう人もいますね。上手に時間を使いつつ、家族と食を楽しんだりしている声を聴きます。料理教室を一旦お休みして、夏前に再開したのですが、お誕生日を外食でお祝いしにくいから、家で特別メニューを作りたいと来られる方や、コロナ感染対策の一環で始めた『作り置き教室』などが人気です。『作り置き教室』は、家族分7品作って持ち帰るようにしていますが、買い物に行く回数も減るし、家事の時間も減るし、食費が浮いてるんです!!という声もあって、リピート率100%の教室になりました。」

 

尾原さんの夢を伺いました。

「旅がとても好きで、これまで色々な国へ行き、ホストマザーの経験もして、世界中に美味しいものがたくさんあることを知りました。もちろん、日本にも美味しいものがたくさんあるので、それらを上手に紹介したいですし、美味しいものをもっと教えていただきたいです。食べる、分かち合うことが仲良くなることの1歩だと思いますし、平和な世の中につながると思います。何年か先になると思いますが。」

 

そんな尾原さんのキーワードは、「お弁当は、今日の贈り物」☆彡

「娘が幼稚園児の頃、毎朝夫や娘に作ったお弁当を風呂敷に包んで用意していました。それを娘はもちろん『お弁当』と認識していたのですが、娘の誕生日に、幼稚園から帰ってきて『お友達からお弁当もらった!』と娘が嬉しそうに言ったんです。見ると、包装紙で包まれ、リボンがかけられたプレゼントでした。子供の言葉の認識違いってありますよね。当時娘は、自分のために綺麗に包んでくれたものは、全て『お弁当』だと思っていたようで。『これはお弁当じゃなくてプレゼントだよ』って伝えたのですが、娘の忘れられない言い間違いですごくいいなあと思って。それ以来、お弁当や料理を『贈り物』と思っていただけたらと作ってきました。これからもそういう気持ちで作っていきたいです。」

尾原さんの言葉、一言一言の土台に愛が感じられ、優しいパワーをいただけました。

尾原さんのますますのご活躍を応援しています!

 

〜時間の都合上泣く泣く放送できませんでしたが〜

 

今9月初旬のお弁当のおすすめ食材も教えてくださいました。

「まず、ゴーヤは、水にも熱にも強くて栄養価がなくならない、ビタミン豊富な食材ですし、水分が出にくく加熱しても変色しにくいので、お弁当向きです。苦手な方も多いと思いますが、薄切りにしてよく塩もみしてさらに茹でると苦みが取れやすいです。

揚げてもいいです。中をくりぬいて、ひき肉を詰めて揚げたら、苦味が和らぐかと思います。

それから、冬瓜。夏野菜です。きゅうりと同じように水分がほとんどですので、熱中症対策で食べていただくといいですね。生でも食べられますし、煮物や、茹でて好きなドレッシングなどと和えれば、涼やかな色に仕上がります。肉巻きの芯などにするのもいいですね。」

大澤作。

冬瓜もゴーヤも、夕飯のおかずに使ったことしかなかったので、早速、ツナやソーセージと炒めてお弁当に詰めてみました。ぜひみなさんもお試しください。

 

 

尾原さんのHP   http://obento-sakka.com/ 

料理教室の詳細もHPに掲載されています。

ブログには、HPから入ることができます。

 

Instagram    https://www.instagram.com/minaohara37/

Facebookページもあります。


2020年8月21日放送分ネット配信

8月21日のBrillante!は、FM高知から ファン度レイジングマーケティング代表 東森歩  さんをご紹介しました。

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No.239 2020年8月21日放送 (高知) ファン度レイジングマーケティング 代表 東森 歩さん

今日のゲストは、

ファン度レイジングマーケティング代表 東森歩さん。

 

【What'sファン度レイジングマーケティング】

スーパーマーケット・飲食店の経営コンサルタント。

NPO法人向けファンドレイジング・プランニングアドバイザー。

NPO法人日本ファンドレイジング協会認定の准認定ファンドレイザーの資格を生かし、

高知県ボランティア・NPOセンター(高知県社会福祉協議会)からの委託により

高知県内のNPO法人のファンドレイジングの相談業務にあたっている。

近年では、スーパーマーケットと高校生との地域食材を活用した商品開発のアドバイザーも務める。

 

 

今回、東森さんに詳しくお話を伺ったのは

高知県内の飲食店のテイクアウト情報を掲載したサイト「高知の食卓」について。

新型コロナウイルス感染拡大が深刻化するなか、いち早く飲食店の声に耳を傾け行動した東森さん。

約3日でテイクアウト情報サイト「高知の食卓」を立ち上げ、多くの方が閲覧しテイクアウトを利用しました。

サイトを立ち上げるキッカケや、その時何を思い感じたのか伺いました。

 

インタビューの中で登場したキーワード

『やるか、やらないか、迷ったらやる方を選ぶ』

 

いざという時に、自分に何が出来るのか?

どんな行動を起こせるのか?とても参考になるお話が聞けました。

ぜひ、取材の音声を聴いてみてください!

 

♪リクエスト♪

I’m Yours/Ten Feet

(Aloha Table presents Hawaiian Reggae GOOD & MELLOW)


2020年8月7日放送分ネット配信

8月7日のBrillante!は、FM徳島から、このほど、阿波踊りでギネス認定を果たした「こけら連」の松永厚美さんをご紹介しました。

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No.238 2020年8月7日放送(徳島) こけら連 松永厚美さん


今回のゲストは、整形外科とリハビリテーションを専門とする病院で

副院長をされている松永厚美さんです。




伺ったのは、最新のリハビリテーション事情.....

ではなく!




徳島の夏を代表する


「阿波踊り」で ギネス記録に挑戦! 


したお話です。



松永さんが副院長を勤める病院には、「こけら連」という阿波踊り連があります。

踊りのポイントでもある、重心を落とした低い姿勢が

転倒予防の一助になるということを伝えるためにスタートしました。


その連に所属する病院スタッフ15人で挑戦したのが

「12時間以上チームで阿波踊りを踊り続ける」という前代未聞の記録です。




挑戦は2019年11月23日に徳島市内で始まりました。

厳格に定められたルールの元、休憩もごくわずか。

「6時間を超えると幼い頃の記憶が走馬灯のように巡る」過酷な時間だったようですが、

「ヤットサーヤットサー」の掛け声にメンバーの名前をのせて励ましあったり、

サポートスタッフと、応援に駆けつけたたくさんの患者さんたちに支えられ、


結果は12時間14分30秒で、見事達成!🎉


終わってみれば「意外とできたな...」と感じたそうでした。

踊った人たちの中には、

『もう当分鳴り物の音は聞きたくない!』

という声がたくさん出ていたようですが(笑)


そうして獲得したギネス記録の証明書を入れた額縁を、

収録の当日、(紙袋に入れて 笑)スタジオに持ってきてくださったばかりか、

惜しみなく触らせてくれた松永さん。

人の笑顔を見るのが大好きで、

阿波踊りを通してみんなが笑顔になることをしたい!と考えたのも、

この記録に挑んだ理由の1つだったそうです。




そんなギネス記録挑戦を経て松永さんが感じたキーワードは

レジリエンス


臨機応変に、いまの環境に自分を合わせていくことなんだそうです。


12時間以上阿波踊りを踊るのも、臨機応変。

重心のかけ方や手のあげ方などを自分の体に合わせて乗り越えたと言います。


松永さんは病院に勤めているということで、

年明けにはギネス記録獲得の余韻を味わうこともなく感染症対策に気を遣い、

戸惑うこともたくさんあったそうです。


でも、記録に挑んだ病院スタッフの皆さんには

『12時間以上阿波踊りを踊り続けた/サポートした』ことへの自信があります。

レジリエンスを胸に大きな目標を達成した経験は、

このコロナ禍においても、

情報を冷静に精査したり、足りない物資があれば代用品を考えたりする、

そんなしなやかさにつながっているようでした。



松永さんのお話からは前向きな言葉がたくさん出てきました。

いま世界中でこれまで類を見ない過酷な状況が続いていますが、

臨機応変に乗り越えていけると、柔らかな気持ちを灯してくださいました。

1日でも早く穏やかな日々を過ごせるように、まず気持ちから変えていきたいと思います!



2020年7月17日放送分ネット配信

7月17日のBrillante!は、7月まで高松市塩江町の「街おこし協力隊」として活躍し、その仕事を引き継ぎ発展させるための一般社団法人トピカを立ち上げた 村山淳さんをご紹介しました。

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NO.237 2020年7月17日放送(香川) 一般社団法人トピカ代表理事 村山 淳 さん

Brillante!FM香川からのゲストは、一般社団法人トピカ代表理事の 村山 淳(むらやま じゅん)さんをご紹介します。

徳島県との県境に位置する高松市塩江町に、2017年から地域おこし協力隊として活動をして来た村山さん。

 

 *福島県いわき市生まれの村山さんがなぜ四国、香川に来ることになったのでしょう?

 

言語学、歴史学、哲学を学ぶ中で、島の多い海(アーキペラゴ)に興味を持ち、島のあるところに行きたい、と思っていました。そして、山育ちゆえ山と島が適度に近い場所を探していたところ、故郷に似ている土地の感覚だけで即決しました。

 

 *村山さんには、塩江の人たちはどう映りましたか?

 栄えた時期があり、良い街・中心地としてのイメージと現実があって、その気持ちの落差が塩江町の問題であり、知れば知るほど難しく、自分にとって興味が湧いてくることでした。 

 

 *地域おこしの一つに、「ガソリンカー復元プロジェクト」があげられますね。ガソリンカーとは?

高松市の仏生山から、現在の塩江道の駅付近までの16.7キロの単線の鉄道で、正式名称「塩江温泉鉄道」という観光鉄道がありました。

ガソリンで走っていたことから「ガソリンカー」と呼ばれていました。枕木を通る時に独特の音がするので、塩江の人たちは音で覚えていたようです。終着駅には錚錚たる旅館があって、そこには少女歌劇団やビリヤード場など、当時としてはとてもハイカラな場所でした。実際に乗った人の話では、全長8Mの鮮やかな緑色の小さい車体に大きな車輪が、なんとも可愛らしくマッチ箱の相性で親しまれていたそうです。アメリカのトラックのエンジンなので馬力が足らず、乗った人が押す姿もみられたという当時の話もありました。 

短い期間で廃線になった幻の鉄道で、塩江の繁栄を支えた思い出の強い出来事として、いろんな人がガソリンカーの話をしてくれたんです。 

地域おこしの一環で、香川大学、高松高専など若い人たちと一緒にガソリンカーの研究に取り組んでいるところ、設計図に関して大きな発見があったんです。 塩江美術館で発表会をすることになり、老若男女いろんな人が関わって塩江に足を運んでくれました。特に、鉄道マニアの方々には様々なジャンルで協力してもらい、改めて「鉄道」は世代を超えるコンテンツなのだと感じました。引き続き、何年もかけていろんなことをやっていきたいですね。

 

 *地域おこし協力隊の任期が終わってからの目標もあるということですね。

 

鋭利と非営利といろんなグラデーションで、地道な研究や、人が集まる仕組みづくりを活動とする、一般社団法人トピカを立ち上げました。

地方として人口減少は避けられないことですが、トピカの目標は、幸福を持ってダウンサウジングしていくことなんです。それを町民と一緒に考えていきたいと思います。人を呼ぶことによって、町民自身の評価を高めていく。これより先、今よりもっと愛するようになってくれたらいいなと思います。

 

どういう場所にしていきたいですか? 

 

塩江町に生まれてよかった、と思う場所を増やすことですね。

塩江町に来て、コミュニティを支えてくれる人をつなげていけたら・・・。

僕自身、これからも塩江にいたいと決めたのは、人に愛着が湧いたのが一番の理由です。応援してくれる人がいるから一緒に頑張れるんです。

 

 *活動を通してのキーワードを教えてください。

 「人間性」です。

人文学、哲学、歴史学、言語学と、人に関わる学問を10年近く研究していると、ふとわかってしまう瞬間というのがあります。しかし、大学を離れて塩江に来て、自分が本来みなくちゃいけなかった人間というものがリアルに感じられるようになりました。塩江での3年を通して改めて人間性を見つけ直したような感覚です。

 

収録当日も、島に行ってきたという村山さん。島と山と人と。そこに住む人たちの幸せのために。村山さんの描く青写真、トピカの活動に目が離せません。

 


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