Brillante ! 〜四国の輝く人たち〜

No.221 2019年11月15日放送 (香川) NPO アーキペラゴ 環境担当 谷 光承 さん

Brillante!FM香川からのゲストは、NPO法人アーキペラゴ 環境担当の 谷 光承(みつよし)さんです。



「アーキペラゴ」とは、英語で「多島・群島」という意味で、東南アジア圏では日本そのものもさすことがあるそうです。そんなアーキペラゴでは、芸術士を保育所に派遣し子供達の感性を育む「アート系」と、県産品の魅力を発信する「さぬきマルシェ」。そして「環境系の活動(せとうちクリーンアップフォーラム)」で、谷さんは、「美しい海を瀬戸内から!」と、海ゴミを減らす活動を行なっています。

谷さんは香川県内の出身で、大学時代から約15年、九州で川の環境保全関係の仕事を経て、地元に帰って来ました。アーキペラゴ高松の活動を知り、3年前から活動に加わっています。つい先日も、直島で海ゴミリーダー養成講座を開き、海ゴミの回収方法を考えたり、リーダーを少しでも増やそうと企画しています。

海ゴミの中でも一番の問題となっているのが、マイクロプラスティック。5ミリ以下のプラスティックのことで、分解されずに、太陽光による劣化などでどんどん細かくなり、回収が難しくなるだけでなく、生き物への影響が心配されています。ショッキングなことに、2050年には魚の量よりプラスティックの量が増えていると予測されています。

こうしたマイクロプラスティックやレジ袋などを、海の生き物が間違って食べてしまうことや、プラスティックが吸着した環境ホルモンが魚の体にとどまり、その魚を食べたより大きな魚の体の中で凝縮され、それを食べた人間にどのような影響が出るのか、今研究が行われているところです。

アーキペラゴでは、ICCという世界基準の方法による海岸のクリーンアップを行っています。その方法とは、ゴミを拾うときに「ペットボトル×1、アルミ缶×1・・・」という様に数えてゆき、その結果をアメリカの環境NGOで集計するものです。その結果、環境の悪化に与えているものの原因やその増減の傾向を知ることができます。またそうして細かく数えていくことで、参加者も身近な生活から出てくるゴミの多さに気づいていきます。海に来て、楽しみながらゴミ拾いをして環境がどうなのかを考えてもらう、第一歩になれればと谷さんは語ります。

そして、ゴミを出さない取り組みも大事なことです。ドリンクも使い捨てのカップではなく、マイボトル・・・水が無くなったら気軽に給水できる場所(ホットスポット)を、町のうどん屋さん・カフェなどと提携して増やしてゆき、「オアシスマップ」を作っています。ペットボトルの全廃など社会構造としてのゴミ廃絶は難しいのですが、自分たちでできることから不要なゴミを出さない生活は出来るはずです。

・・・と、聞いてるそばでペットボトルを持っていた私。明日から、マイボトルにしよう!(その後、毎日続いていますヨ)できることから!

出会いも活動も大切にしているという谷さんの活動を通してのキーワードは「楽しむ」

「楽しむ」ことが大切。そうでないと、あとが続かないし、後からもついてこれないと思うんです。楽しみながらやることですね。

出て来たゴミは回収しないと残ってしまう。できるだけ仲間を増やして回収していきたい。それには、リーダーの育成が不可欠です。次代を担う子供達の人材を、仲間を増やしていきたい。

最後に、出すゴミを減らさなければ解決になりません。生活の見直しを考えるのも大事ですね。

NPO法人 アーキペラゴ HP>http://www.archipelago.or.jp/
 
私たちの海を守るのも私たち。楽しみながら行動を起こすことで、その思いは連鎖します。大切な出会いに感謝しながら。

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