No.150 2017年2月10日放送(徳島) フルールアベ 阿部 修一郎 さん
FM徳島からのゲストは、
徳島市中吉野町で26周年を迎える生花店
「フルールアベ」の阿部修一郎さんです。
徳島県内の若手のお花屋さんを引っ張るリーダー役として、
様々なデザインコンテストや勉強会などに多数参加され、
2016年にはフラワーデザインコンテスト ジャパンカップに
四国地区代表として出場するなど活躍していらっしゃいます。
お話をお聞きしたのが1月に高知県で開催された「花いけバトル」直後。
5分間という制限時間の中で花をいけ、
30秒間、観客審査員に見せたあとはすぐに作品をばらしてしまう…という、
まさにフラワーアーティストの“瞬間芸術”ともいえるバトルイベント!!
現在、国内のみならず海外でも人気のこのビッグイベントに、
阿部さんは昨年末、高松で開催されたバトルに徳島県から初出場。
「幻惑のマルチプレイヤー」「時を留める孤高の天才」と錚々たるアーティストの中で、
「中吉野レヴォリューション」という親近感たっぷりな通り名がついている阿部さん(笑)
制限時間の「5分間」というのが面白いところで、
10分、20分となるとトップアーティストとの技術差が表れてしまっても、
5分となるとアドリブや感性の勢いのまま、
町の花屋とトップアーティストがいい勝負するんですよ、と話してくださいました。
次回2/25(土)サンポートホール高松でも開催されるそうですのでぜひチェックを!
そんな阿部さんのキーワードは…
挑戦
デザインコンテストに参戦するようになったきっかけは、
自身がプロのお花屋さんに技術指導する立場になってから。
40歳を過ぎてから、10代20代の若い感性と対抗するのは大変だったそう。
けれど、子どもの将来の夢には今でも「お花屋さん」が上位に入るということ、
花屋はかっこよくあるべきだ、という信条のもと技術を磨き続け、
今では多くの若手花屋さんの刺激となっていらっしゃいます。
今後は四国四県の「花」にまつわる
様々な業種の壁を超えたネットワークを作っていきたいと語ってくださいました。
時には言葉以上に、感謝や愛情、応援の思いをのせてくれるお花の魅力。
街のお花屋さんの「かっこよさ」を感じさせてくれるインタビューでした。
- 2017.02.10 Friday
- FM徳島
- 10:00
- by brillante-fm