No.187 2018年6月15日放送(高知) HIRAKO Lab 主宰 平子 真治さん
HIRAKO Labとは?
「木を活かす・森を育む・アダプター」をコンセプトに、
森林保全、自然体験(ネイチャーゲーム)
木づかい(木育インストラクター、木工)などの活動を行っています。
平子さんが、活動を始めたきっかけはお子さんの誕生。
椅子・机など、身の回りの物が
どれもサイズが合わず、それなら作ってしまおう!と。
スプーンやバッグ、おもちゃを作り始めました。
当時は広告関係、デザインの仕事をしていた平子さんですが、
2011年国際森林年に高知県の森林環境税を考えるシンポジウムに関わり、
森林や環境への取り組みに積極的に力を注いでいる人たちの存在を知り、
「自分には何ができるのか」と、考えたのが「木育」活動のスタートでした。
活動していく中で、強く関心を持ったのが
「行為をデザインする」こと。動きをデザインする。
何かに触れることで、その人の動き・目線などがデザインされる。
デザインは平面だけの世界ではないと、その可能性に触れることができました。
なので、ワークショップなどで木のモノづくりをしますが、
大切なのは、教える側のイメージ通りに仕上げることではなく、
モノづくりの過程で参加者に何を感じてもらうのか、
自己肯定感の構築がとても大切なのです。
6月16日(土)17日(日)は、
高知大丸で木育ワークショップが開催されます。
10時〜16時まで随時開催!
●マイお箸作り(670円)
●木のペンダント作り(400円)
今後の展望は・・・
県内各地に木育の風をおこすこと(地域を活かした木育プログラム、ヒトづくり)
今なぜ木育なのか?人が生きるために必要としてきた営みが、
失われてしまう危機感が生まれているからと言われています。
私たちの暮らしを見つめ直し、生活の中にある知恵や工夫、
自然との繋がりについて、皆さんも考えてみてください。
今日のキーワード
モノは媒体、主役は心
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♪リクエスト♪
『RAIN』/BLU‐SWING
- 2018.06.15 Friday
- FM高知
- 12:32
- by brillante-fm