No.144 2016年12月30日放送(愛媛) 宮岡 真由子さん(NPO法人 松山大学学生地域創造研究所「Muse」事務局長)
今年ラストの放送は、NPO法人 松山大学学生地域創造研究所 「Muse」の事務局長、宮岡真由子さんにお越しいただきました。
「Muse」は「Matsuyama University Students Empowerment (学生達が主体的権限を持つ)」の頭文字をとってネーミングされました。
エコ活動やまちづくり支援を通して、地域活性化へ貢献したい、と活動している大学生の団体です。
「Muse」では、大きく分けて3つの活動を行っているそうです。
1、社会連携活動:地域の方と一緒に、イベントを作りあげる。
・松山市奥久谷地区の「ほたる祭り」
・砥部町の村の駅「五本松」の支援事業(道路沿いの壁へのイラスト)
・菊間町でのイベント「きくま駅市」 など。
2.社会貢献事業:
・ペットボトルのキャップを回収して、発展途上国の子供達のワクチン代に替える「エコキャップ活動」。
・大学周辺を清掃する「マイロード清掃活動」。
・愛媛マラソンのコース清掃 など。
3.広報活動:
・Facebookなどで、活動内容を発信。FM愛媛でも「カモ☆れでぃ★Night!」木曜日に「Muse」コーナーがあります。
2008年に設立され、現在100名ほどで活動している「Muse」の事務局長の宮岡さん。代表としてメンバーをまとめていらっしゃいます。
「1回生の春、大学で何かしたいと思っていたところ、友人に誘われて『面白そうだな』、と本当に軽い気持ちで入りました。」
「一番、印象に残っている活動は、『砥部の村の駅の壁に絵を描いたこと』です。村の駅の責任者の方に声をかけていただいたのがきっかけで、2メートル×8メートルの壁に去年と今年と2作品、描きました。」
「去年は水族館を描いたんですが、メンバーの中に、絵が得意な人がいたり、デザインのアイデアを出してくれる人がいたり、みんなで作り上げて、出来上がった時は、感動的でした」。
↓こちらです。
≪砥部町にある村の駅「五本松」の壁画。
水族館の作品は、「砥部には動物園はあるけど水族館がないので壁画で楽しんでもらおう!」というコンセプトで制作されたそうです。
通りを歩くと、かわいいキャラクターや魚たちが迎えてくれました。≫
「この約4年間の活動の中で、変化がすごくありました。自分に自信がなかったり、人前に出るのが苦手だったんですが、『Muse』での活動を通して、出来ないと思っていたことが出来るようになったり、少し自信が持てるようになれたり、前向きになれたりしました。」
宮岡さんに、夢を伺いました。
「就職が決まり、来年の春からは、営業職に就くことになりました。営業は苦手と思っていたのですが、『Muse』で多くの人と関わってきて、人との 関わりってこんなに楽しいんだ、と気付けました。営業職を続けながら、いつかワーキングマザーになりたいです。」
宮岡さんのキーワードは「挑戦」☆彡
「大学生活で、色んな事に挑戦して、自分自身ができないことができるようになったり、新しい自分が見えてきたり、成長したりとか、そういうことが、自分を大きく変えた大学生活だったので、挑戦したからこそ、こういう大学生活ができたんだと思うんです。」
「Muse」の皆さんの学生パワーに期待し、そして、宮岡さんの来春からの新しい挑戦を応援しています。
- 2016.12.30 Friday
- FM愛媛
- 10:30
- by brillante-fm