Brillante ! 〜四国の輝く人たち〜

NO.233 2020年5月15日放送(香川) 自治体により四国初の同性カップルと認められた田中昭全さん・川田有希さん

Brillante! FM香川からのゲストは、「三豊市パートナシップ宣誓制度」により、四国で初めて証明を受けた同性パートナー 田中昭全(たなかあきよし)さん・川田有希(かわたゆうき)さんです。新型コロナウィルス感染防止のため、リモート出演していただきました。お二人のそばで愛犬のツブちゃんも顔を見せてくれて、リラックスモードで収録です。

 

「パートナーシップ宣誓制度」とは、LGBT・同性同士で家族を築いている人たちに、結婚に相当する関係を地方自治体(今回は三豊市)が認めるという制度です。法的な効力はあまりありませんが、証明書が発行され、パートナーであることが公的に保証され、例えば市営住宅に入居できたりするというメリットがあります。

 

しかし、法的な婚姻関係はないため、最近お二人は家を買いましたが、名義人である田中さんにもしものことがあっても川田さんに相続することができないなどの様々な問題も残っています。

 

お二人が、三豊市で12年間共に暮らす中で「自分たちの関係性を考えると、結婚といいう形が一番近かった」ということで、去年の2月に婚姻届を出しましたが、不受理。しかしそこから三豊市役所人権課の方達が動き始めて一年立たないうちにパートナーシップ宣誓制度が出来、2020年1月17日、三豊市役所で「パートナー証明書」を受け取りました。

 

市職員たちから拍手で祝福されたとき、「三豊市という場所にいていいんだ」自分が住んでいる場所で「家族」と認められたことが嬉しかった、と振り返りました。

 

お二人はアーティストでもあり、映画の作成、イベントプロデユース、そしてメディア対応などで積極的にLGBTの啓発活動を行っていますが、殆どのLGBTの人は声をあげたり公の場に出ることができません。そんな中でも、後に続いてく地元のカップルが出てくれたこと。特に、地元の講演イベントでは三豊市長も登壇し、パートナーシップ宣誓制度の成り立ちや、功労者の一人一人を紹介したりと、理解の広がりを実感するそうです。

 

そんなお二人の活動を通してのキーワードは「結婚の自由

 

今ある結婚制度は、夫婦別姓にできないなど、旧来の「家制度」が色濃く残っており。その「制度に乗ろうとしている」こと自体に違和感がないわけではありませんが、男女のカップルなら家族に慣れるのに、「なぜ僕たちは家族になれないのか?」・・・それは「憲法による人権の保障」に反しているのではないか・・・と、訴訟も起こしている二人。

 

「結婚は制度としか思っていないけれど、ちゃんと家族になりたい」と、田中さん。川田も、「結婚をするのも、しないのも自由。それが選択できるのが人権的な平等につながります。『結婚を選べないこと』と『選べるけど、選ばない』のは違います。これからも「(結婚を)自由に選択できる!ということを求めていこうと思います、と力強く語りました。

 

四国においてのパートナシップ制度は、今年1月の香川県三豊市に次いで、高松市、そして徳島市が続いています。まだまだ法的な部分ではクリアできていませんが、この動きが四国〜全国に広がり、最終的に「自由な結婚」が認められるようになればいいと思います。

 

当事者同士が集まって、みんなで話し合う場「プラウド香川」もあります。LGBTへの理解が深まることを願う田中さんと川田さん。穏やかで、優しく、そして信じる強さは、周りへの感謝から紡がれたものだと感じました。

お二人の活動はBLOG「onekoan」をご覧ください。


パーソナリティ

FM香川 大津奈美子
FM香川
大津奈美子
FM徳島 森寛子
FM徳島
森寛子
FM高知 加藤 結
FM高知
加藤 結
FM愛媛 大澤さつき
FM愛媛
大澤さつき

カテゴリー

カレンダー

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2020 >>

recent comment

サイト内検索