Brillante ! 〜四国の輝く人たち〜

No.234 2020年6月5日放送(徳島) 在宅療養支援専門・小児科医 笠松由華さん

今回のゲストは、小児科医師の笠松由華さんです。

 

自宅で過ごしつつも医療的なケアを必要とする子どもたちとそのご家族を、

肉体的にも精神的にも支える「在宅療養支援」を専門にしています。

笠松さんの活動は、日本医師会などにも認められ、

地域の医療に貢献した医師として、ことし「赤ひげ功労賞」が贈られています。

 

 

 

 

開業してから7年半。

いまは、笠松さん1人で、徳島県内で暮らす16人の子どもたちを担当しています。

それもそのはず。

県内では、在宅で療養している「医療的ケア児」を専門に支援する小児科医師は、

笠松さん1人だけなんです。

 

「医療的ケア児」の子どもたちの中には、

気管切開をしていて呼吸ができなかったり、

栄養を直接摂ることができなかったりする子がいます。

病院では看護師の方がしてくれるような呼吸の補助や栄養注入は、

在宅で生活するとなると、ご家族の支えが必須です。

 

もし笠松さんのような存在がいなければ・・・

そのすべての負担は家族が抱えることになります。

 

支援を必要とする人たちにとっては、

在宅療養支援を専門にしてくれる笠松さんのような存在はなくてはならないのです。

 

 

 

 

そんな笠松さんの活動は、子どもたちを医療的にサポートするだけではありませんでした。

笠松さんが特に気を配っているのは、子どもたちのご家族。

通院があって定期的にお医者さんからお話を聞けるような人たちでも、

「自分ばかりが質問をしては、他の人の迷惑になるかもしれない…」と遠慮して、

疑問や不安を聞けない、という状況があるようです。

 

でも、笠松さんは、何度もお家に通って関係性を築き上げている上、

どんな些細な質問にも親身に応えると決めているので、

24時間いつでも駆けつけて、ご家族が納得するまでお話を聞くそうです。

ひとりひとりの子どもと、そしてその家族と、

在宅で対応しているからこそ、濃密な時間を過ごすことができるようでした。

 

 

 

 

そんな笠松さんの活動のキーワードは

き ママ友として、また子育てを楽しむ ÃƒÆ’ƒÆ’ƒÂ£Ã‚Â


まだまだ「医療的ケア児」という存在自体が広く認知されていない現状で、

災害対策など不安はたくさんあるようでしたが、

医療者という存在ではなく、身近なお友だち・「ママ友」として

これからも子どもたちとご家族に寄り添っていく、とお話してくれました。

 

お話を伺っていると、どんな不安も、小さな不満さえも受け止めてくれる強さと優しさを感じました。

 

番組を通して、リスナーの皆さんにも、

まずは「医療的ケア児」という存在が四国の…あなたの街にもいるかもしれないということを、

知ってもらいたいと思いました。

そして、いまはまだまだ少ないかもしれないけれど、

笠松さんのような在宅療養支援専門の小児科医師が、

決して特別な存在ではないような社会になればと願っています。

 



パーソナリティ

FM香川 大津奈美子
FM香川
大津奈美子
FM徳島 森寛子
FM徳島
森寛子
FM高知 加藤 結
FM高知
加藤 結
FM愛媛 大澤さつき
FM愛媛
大澤さつき

カテゴリー

カレンダー

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>

recent comment

サイト内検索