No.48 2015年2月27日放送(愛媛) 「瀬戸内アーキテクチャーネットワーク」代表 白石卓央さん
今回は「瀬戸内アーキテクチャーネットワーク」代表の白石卓央(しらいし・たかお)さんです。
「アーキテクチャー(architecture)」は、「建造物」とか「建築様式」といった意味の英語ですが、
その言葉通り「瀬戸内アーキテクチャーネットワーク」は、愛媛・松山を中心に、特に「建築」にスポットをあてて、
地域の魅力を再発見し、発信するといった活動を行うNPO団体で、
建築関係のお仕事をされている方、会社員、デザイナーなど様々なジャンルのメンバーで構成されています。
白石さんご自身は、建築のお仕事をされつつ、2年ほど前に「瀬戸内アーキテクチャーネットワーク」を立ち上げ、
活動を始められました。ワークショップや街歩きといったイベントを行い、
そこで見つけた「地域や建築の魅力」をフリーペーパーとして発行するなどの活動を行っています。
フリーペーパー「瀬戸内アーキテクチャージャーナル DOTS(ドッツ)」は、
これまで2冊発行され、愛媛を中心とした建築の魅力を発掘して伝える書籍として注目されています。
昨年発行の第2号では、愛媛県庁や萬翠荘などの設計を手掛けた「木子七郎」を特集しています。
また、昨年秋に松山・道後地区で行ったワークショップイベント「道後装飾事典」では、
参加者に、道後の街を散策しながら、伝統的な装飾、デザイン、おもしろい風景を自由に見つけてもらい、
写真や文章でまとめてもらうという企画で、その内容をまとめた「道後装飾事典」という冊子が今年1月末に発行されています。
こちらも道後を中心に配布中です。町の中には、あまり知られていなくてもキラリと光る建築物があるので、
そうした魅力を見つけて、伝えていければ」という思いがあって活動されているそうです。
この活動を通して、「自分が住む場所について深く広く知ることで、新たな発見があったり、そうして地域の理解が深まると、
地域に誇りをもつことにも繋がっていきます」とお話しくださいました。
「瀬戸内アーキテクチャーネットワーク」で今企画中のイベントは、松山の古くからの港町「三津浜」を歩いて、
「道後装飾事典の三津浜版」を発行すること。
三津浜は戦争中に空襲を受けておらず、古くからの建物がたくさん残っているのでぜひ実現させたいそうです。
そんな白石さんの夢は…
「自分達が主体的に動くことが大事だと思っています。主体的に動くことで、色々な人、地域、活動が繋がっていき、
そうすることで、自分のしていることは小さくても新たに生まれること、解決されることがあり、
さらに地域が面白くなっていく。そういう循環ができれば・・・」と語ってくださいました。
白石さんのキーワードは「リレー」
「つながりが大事。活動によって、人と人とをつないでいく。
色々な建築を訪れて、話を聞いて思うのは、建築が持つ街の記憶を、過去から未来へとリレーしていく。
そういう意志、想いが大事だと思います。」
…輝く言葉をいただきました。
「瀬戸内アーキテクチャーネットワーク」のHPは
http://www.setouchi-archinet.com/
HPから、フリーペーパー「瀬戸内アーキテクチャージャーナル DOTS(ドッツ)」を読むこともできます!
「アーキテクチャー(architecture)」は、「建造物」とか「建築様式」といった意味の英語ですが、
その言葉通り「瀬戸内アーキテクチャーネットワーク」は、愛媛・松山を中心に、特に「建築」にスポットをあてて、
地域の魅力を再発見し、発信するといった活動を行うNPO団体で、
建築関係のお仕事をされている方、会社員、デザイナーなど様々なジャンルのメンバーで構成されています。
白石さんご自身は、建築のお仕事をされつつ、2年ほど前に「瀬戸内アーキテクチャーネットワーク」を立ち上げ、
活動を始められました。ワークショップや街歩きといったイベントを行い、
そこで見つけた「地域や建築の魅力」をフリーペーパーとして発行するなどの活動を行っています。
フリーペーパー「瀬戸内アーキテクチャージャーナル DOTS(ドッツ)」は、
これまで2冊発行され、愛媛を中心とした建築の魅力を発掘して伝える書籍として注目されています。
昨年発行の第2号では、愛媛県庁や萬翠荘などの設計を手掛けた「木子七郎」を特集しています。
また、昨年秋に松山・道後地区で行ったワークショップイベント「道後装飾事典」では、
参加者に、道後の街を散策しながら、伝統的な装飾、デザイン、おもしろい風景を自由に見つけてもらい、
写真や文章でまとめてもらうという企画で、その内容をまとめた「道後装飾事典」という冊子が今年1月末に発行されています。
こちらも道後を中心に配布中です。町の中には、あまり知られていなくてもキラリと光る建築物があるので、
そうした魅力を見つけて、伝えていければ」という思いがあって活動されているそうです。
この活動を通して、「自分が住む場所について深く広く知ることで、新たな発見があったり、そうして地域の理解が深まると、
地域に誇りをもつことにも繋がっていきます」とお話しくださいました。
「瀬戸内アーキテクチャーネットワーク」で今企画中のイベントは、松山の古くからの港町「三津浜」を歩いて、
「道後装飾事典の三津浜版」を発行すること。
三津浜は戦争中に空襲を受けておらず、古くからの建物がたくさん残っているのでぜひ実現させたいそうです。
そんな白石さんの夢は…
「自分達が主体的に動くことが大事だと思っています。主体的に動くことで、色々な人、地域、活動が繋がっていき、
そうすることで、自分のしていることは小さくても新たに生まれること、解決されることがあり、
さらに地域が面白くなっていく。そういう循環ができれば・・・」と語ってくださいました。
白石さんのキーワードは「リレー」
「つながりが大事。活動によって、人と人とをつないでいく。
色々な建築を訪れて、話を聞いて思うのは、建築が持つ街の記憶を、過去から未来へとリレーしていく。
そういう意志、想いが大事だと思います。」
…輝く言葉をいただきました。
「瀬戸内アーキテクチャーネットワーク」のHPは
http://www.setouchi-archinet.com/
HPから、フリーペーパー「瀬戸内アーキテクチャージャーナル DOTS(ドッツ)」を読むこともできます!
- 2015.02.23 Monday
- FM愛媛
- 13:29
- by brillante-fm